日本は夢の国?

朝礼ネタです。どうも暗い話が多いんで、スタッフの皆さんへ、たまにこんな話はいかがでしょうか。ある種の元気づけです。

 マスコミにほとんど載らないんですが、日本は実はスゴイ国です。外国、日本以外の190を超える国・地域のほとんどから見ると日本は「夢のような国」です。 奇跡的なほど素晴らしい国なんです。
 たとえ、最近、業績不振でも、誰かとうまく行かなくても、将来が不安でも、新しいヴィトンが買えなくても、でもでも、すご〜く、恵まれているんです。
 悲惨な犯罪や北朝鮮のこと、官僚や政治家のインチキ性、倒産、年金問題など、うっとうしい問題は確かにありますが、 それでもなお、今の日本は素晴らしい国なんです。

まず、基本的人権、社会インフラ

今、現在も世界には悲惨な地区や国がたくさんあります。日本とのあまりの違いに実感がわきませんが、日本も大量に餓死したり、子供を売って食べ物に変えた時期がありました。女性の自由もここ数十年のことです。
 普段意識しないけれど、日本ではこれまでたくさんの人の努力と犠牲で獲得でき、多くの国で、まだ実現できていないこと。

●基本的な人権が守られている。  生活環境としてはこれで、かなり充実しています。
 たった100年前には世界中のどこにもこんな場所はありませんでした。
 もちろん、一人一人で状況は異なるし、
 人間にとって、一番大きいのは、心の問題に間違いありませんが。

●さらに、色々と実現できている。  地球の平均的な人よりズット恵まれ、生活環境としては充分に、シ・ア・ワ・セ です。

他にも、自慢できること(風土、文化、経済等)がたくさん。

結構、たくさんあります。話題性には欠けるから、マスメディアになかなか登場しないんですが。

●「平和」 日本が何より一番自慢できること。
●国民性、風土、文化
●経済
●産業、人、場所

(おまけ1) 日本のマイナス面

良い点は確実にたくさんある。で、問題点、改革すべき点を整理してみると。

●教育と子供
幼児虐待、学級崩壊、少年犯罪などが増加中。学校以前に親と家庭に問題が多い。小学校の授業中も携帯・ゲーム・私語・歩き回り等が増えつつある。

●役所、特殊法人、公共事業の無駄使いと欺瞞
●700兆円の国家財政赤字

●米への盲従
《日本がアメリカにあげているもの》 《日本がアメリカから貰っているもの》 ※アメリカにとって北朝鮮は石油や天然ガスがないので、直接の関心は無い。
 北朝鮮は対中国、ロシア、日本へのアメリカの「交渉カード」であり、
 対日本では、弾道ミサイル防衛システム(BMD、1兆円強)販売の販促グッズ。
 よって、BMDを購入配備するまで、アメリカは北朝鮮には手を出さない、と思われる。
 「核ミサイルより、こちらがよろしいでしょ。」とか言われそうだ。
 残念ながら、アメリカ以外には手を組める国が無いんだよなあ。
●その他には

(おまけ2) アメリカと中国の欺瞞

 この2国には外交で好きなようにされていますが、それぞれの主張にはおかしな点が少なからずあります。私は国粋主義でも共産主義でもありませんが、マスコミ報道のアンバランスや洩れを危惧するものです。

●アメリカの怪しさ

 多くのアメリカ人はおおらかでお人好し、かつ良心的。ジャズ・ロック・ポップス、映画、 バスケット・野球、コーラ・ハンバーガー・ホットドッグ・ポテトチップ・ポップコーン、 ジーンズ・Tシャツ・パーカ・ブルゾンなどで我々の生活を豊かにしたのもアメリカ。
 しかし、91年ソ連の崩壊分裂以降、圧倒的な軍事力と経済力で、横暴の限りを尽くしている。
 米とイスラエルの暴走を牽制するため、日、中、EU、ロシア。ブラジルとベネズエラ中心の中南米連合など、多極化が望ましい。

●中国の怪しさ

 したたかな外交は、2500年も前に論語と孫子の兵法を生み、以後も戦争に明け暮れた国だから当然か。 日本はいいように利用されまくりである。
 日本敵視の学校教育と政治宣伝で反日感情をあおり、靖国神社でいちゃもんをつけるが、 前者はサンフランシスコ条約と日中平和友好条約、日華平和条約で決着ずみであり、後者は単なる内政干渉。 日本を外敵に仕立て、人権問題など自国民の不満をごまかしている。まったくもうプンプン!  しかし、何年か前の瀋陽日本領事館事件は本当に情けなかった。対中弱腰外交は、外務省とOBのいわゆるチャイナスクール? 阿南、東郷、槙田、田中、加藤紘一氏などが要因というが。

世界全体の問題

色々あるが、大きなのはこの三つ

●人口急増と食糧不足、石油資源の限界

・地球の限界といわれる2050年100億人が近づいてきた。現在65億人。
1万年前100万人、紀元前2500年1億人、0年2億人、1000年3億人、1650年5億人、1800年10億人、1900年20億人、1960年30億人、1974年40億人、1987年50億人、1999年60億人。
・農産物の生産拡大はそろそろ限界。耕作面積と表土、水はもういっぱい。農薬と農業機械による効率化も過剰。
・農産物生産拡大に、あとは遺伝子組み換えの多収穫新品種の開発しかないらしいが、どうか。
・二酸化炭素増大の全体像はまだ未解明だが、今の気温上昇が続けば海面も上昇する。
・石油(高品位で低コストなもの)の枯渇

 対策は難しい。医療のレベルアップや長寿は尊重すべきものなので人口増を否定しにくい。しかし、石油は先が見えた。アメリカ式浪費生活の否定。省エネ技術の向上と普及。リサイクルと節約(もったいない)意識の普及。

●宗教・民族対立

 対策は、長〜い時間がかかり、山あり谷ありを覚悟しつつ、話し合いと経済自立支援の繰り返し。

●経済格差拡大と大国エゴ

・メジャー(寡占的巨大企業)は経済後進国での一次産品価格や低額人件費を固持。
・米石油メジャーはアフガンとイラクで戦争まで起こした。
・米食糧メジャーの次の目標は中国13億人にハンバーガーを食べさせること。

 対策はNPO中心の経済後進国自立支援。井戸、農業技術、家内工業運営サポート、各国人権法案支援等。
米大企業への国際法、国内法での縛りと各国上層部との癒着回避支援。
米軍のジュネーブ協定等違反の国際キャンペーン。

日本が相対的にすごく良い国なのは間違いなし。でも、深刻な問題もたくさんある。誰でもできることはまず選挙の投票に行くことから。頼まれたからじゃなく、自分でそれなりに考えて投票しましょう。社会を良くしていく基本です。 あとは周囲の人達と少し話しをしてみたり、自分のできる身近な一歩からですね。

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